UPDATE: 2018.03.18

Lisk(リスク)のリブランディングイベントレポートまとめ:変更点やLiskIDについてご紹介

Lisk(リスク)のリブランディングイベントレポートまとめ:変更点やLiskIDについてご紹介

昨年から噂がされていた、仮想通貨Lisk(リスク)のリローンチ・リブランディングイベントが、日本時間の2018年2月21日午前4時半から2時間に渡って開催されました。

Rency編集部では、リアルタイムレポートとして、RencyのTwitterアカウントにてイベントの様子をライブツイート実況を行いました。

今回のイベントでは、Lisk(リスク)の新しいロゴやプロダクト、Lisk(リスク)の今後についてなどが発表され、充実したものとなりました。

イベントの臨場感を感じていただきたく、ライブツイートと共に発表内容をご紹介します。

リブランディングイベント開幕

Lisk(リスク)のリブランディングイベントは日本時間の2018年2月21日の午前4時30分からスタートしました。

イベントのアジェンダ

・開式&ネットワーキング紹介
・プレゼンテーション
・パネルディスカッション
・結び

となりました。

Lisk(リスク)の新ロゴの発表


リブランディングを象徴するニュースとして、Lisk(リスク)のブランドロゴが、これまでのクリスタルを模したものから洗練されたフラットデザインのロゴに変更になりました。

Lisk(リスク)とは何か?-企業説明・サービス目的-

印象的な新ロゴの紹介動画の後、Lisk(リスク)株式会社のCEO/Co-founderであるMax Kordek氏からLisk(リスク)の企業紹介、サービス目的の紹介がありました。

その後、rlevance株式会社の創業者Christian Vatter氏からLisk(リスク)のサービスの詳細が紹介されました。

Lisk(リスク)はそのサービスの目的として、ブロックチェーンデベロッパーに対して、開発プラットフォームを提供することで、デベロッパーがLisk(リスク)上で開発したサービスを、一般の方が利用することで相乗効果を生むことを目的としていると宣言しました。

Christian氏はこのことを、

「We enable blockchain creators」

と印象的なフレーズで紹介していました。この実現の為にLisk(リスク)は、下記の項目を重視してサービスの提供を目指して行くとの解説が続きました。

1.容易な開発環境
2.開発に必要な高機能なツールの提供
3.Lisk(リスク)を含め、ブロックチェーンにまつわる知識の教育を普及させること
4.優れたユースケースを基にインスパイアする
5.強固な基盤を築くと共に、スケーラブルなインフラを構築・維持すること

新プロダクトとアイコン


続くセクションでは、マーケティングチーム・リーダーのThomas Schouten氏から新しいプロダクトとアイコンの発表がなされました。

Lisk(リスク)の目的を伝える為には、正しくデザインマーケティングを行う必要があると考え、既存のプロダクト名称の変更とともに、新たなロゴデザインを採用する運びになったとのことです。

旧名称 新名称
Lisk Core Lisk Core
Lisk JS Lisk Elements
Lisky Lisk Commander
Lisk App Lisk Hub

「Lisk Core」以外は全て名称が変更され、Lisk(リスク)のサービス目的を体現するものへと変更がされました。それぞれのアイコンが下記のようになります。

新デザインのホームページの発表

今回のリブランディングイベントで、最大の注目の的となったのが、Lisk(リスク)のホームページの刷新です。

新ホームページのデザインはドイツ・ベルリンのデザイン会社であるTaikonauten社が担当しました。Taikonauten社はAWWWARDSという世界的なWebデザインカンファレンスでスポンサーになるなどハイレベルな実力をもつデザイン会社で今回のホームページ制作にもかなりの気合が入っていました。

新ホームページでは、ブロックチェーンとは何か?というレベルの初心者から、開発に取り組むエンジニアまで幅広く受け入れられるような構成になっているとのことです。

その注目のホームページのティザーがこちら。

新ホームページでは、それぞれのステークホルダーに合わせたイベントの情報やニュースレターの公開、動画によるイベントなどの紹介を行うことを予定しているとThomas氏は言及しました。

さらに、新ホームページのローンチに合わせて「Lisk HUB(旧Lisk App)」というアプリケーションの開発が進められており、ウォレットの管理やLisk(リスク)のその他のサービスへの操作を可能にするとのことです。

Lisk IDの登場

Lisk HUBの新たな機能として、ユーザーに個別のアバターを割り振る「Lisk ID」というものが登場しました。

前述のLisk HUBの利用にはID登録が必要になります。その際に利用するのがLisk IDです。Lisk IDの特徴は従来の数字の組み合わせを用いたID作成に留まらず、それらに基づいた複数の図形を組み合わせてユニークなアバターを生成する点です。

このアバターによって視覚的にもIDを判別しやすくなるなど、ヒューマンインターフェイス的価値が付随するとThomas氏は説明していました。

Lisk Academyの登場


Lisk(リスク)は開発者だけではなく、一般のユーザーにも開かれたブロックチェーンプラットフォームを提供することを目的としていますが、その啓蒙・教育活動を担うのが「Lisk Academy」です。

Lisk(リスク)のマネージャーJacob Kowalewski氏からはLisk Academyについての説明がありました。

Lisk Academyは初心者向けの「Blockchain Basics」と開発者などに向けた「Blockchain Business」の2コース構成で、広く将来的なブロックチェーン産業へと続くリテラシーコースが用意されています。

コンテンツ Blockchain Basics Blockchain Bisiness
chapter1 ブロックチェーンの説明 ビジネスのおけるブロックチェーンの利用
chapter2 ブロックチェーンの技術 ブロックチェーンビジネス
chapter3 ブロックチェーンの価値 仮想通貨
chapter4 ブロックチェーンの利用例 ICOについて

Lisk Core 1.0.0について

スライドによるプレゼンが終了した後は、Lisk(リスク)開発陣によるパネルディスカッションが行われました。トーク内容は技術的な部分もありましたが、焦点となったのはLisk Core 1.0.0のリリースについての部分です。

Lisk(リスク)の共同設立者であるOliver氏はLisk Core 1.0.0の開発ゴールについて以下5つの項目を提示し、すでに開発が済んでいると述べました。

現在はクオリティ重視という考えのもと、製品の品質チェックを行い、β版のリリースを今後4~6週間後予定しているとアナウンスがありました。

手数料周りについてのアナウンス

続いて、開発の進捗と合わせて手数料周りの改善についての説明がありました。Lisk(リスク)では、現状下記の手数料システムを導入しています。

しかし、Lisk(リスク)の取引量の増加や評価額の高騰によって、予定していた手数料を超えてユーザーへの負担を強いているものとなっています。

Lisk(リスク)のCryptographerのIker氏は、この現状に対して、よりスケーラブルかつダイナミックな手数料システムを模索しているとし、Lisk Core 1.0.0以降の導入を目指しているとコメントしました。しかし、これ以上の詳細な情報は今回のイベントでは触れられませんでした。

Lisk(リスク)財団の財務状況

イベントの最後には、共同創業者のMax氏が再度登壇し、Lisk(リスク)財団の財務状況を公開しました。

スライドによれば、Lisk(リスク)財団はビットコインなどの仮想通貨による資産を含めると、現在スイスフラン建で約3億スイスフラン(=約340億円以上)を保有しているとのことです。

2017年に支出した金額は合計で500万スイスフラン(=約5.7憶円)で、今後は下図のように飛躍的に資金を投入して開発を進めることがMax氏から語られました。

今後、Lisk(リスク)チームがどのようなイベント・開発を予定しているかの詳細は語られませんでしたが、投資額を見るに相当なプロジェクトを計画していることが予想できました。

終わり

イベント最後には、Max氏からの謝意が述べられると共に、Lisk(リスク)チーム全員での登壇で喝采の中、イベントが終了しました。