草コインの取引所おすすめ6選。日本と海外の取引所をご紹介

仮想通貨関連のニュースが頻繁に聞かれるようになり、みなさんの周囲にも仮想通貨投資を始めている人が増えてきているのではないでしょうか?
Bitcoin(ビットコイン)やEthereum(イーサリアム)、Ripple(リップル)といった有名仮想通貨への投資はすでに行なっていて、そろそろマイナーコイン(いわゆる草コイン)への投資を考えているけど、どこで購入すればいいかわからない、おすすめの取引所が知りたいという方も多いのではないでしょうか。
そこで、草コイン取引におすすめの取引所をその購入の流れも含めてご紹介します。
そもそも、草コインって?
そもそも、「草コイン」のとはどのような仮想通貨のことをいうのでしょうか。
「草コイン」とは、超低位な仮想通貨の俗称で具体的な定義はありません。
ざっくりと、「運営母体がはっきりしていない」、「利用目的が不明確」、「評価額が1円未満」などが草コインの感覚になります。
現在、仮想通貨は、ゆうに1000種類を超えており、日々新しい通貨が誕生しています。その多くが、まだ無価値もので一般的に認知されている通貨以外は全て草コインと考えてしまってもいいかもしれません。
草コインの例
草コインの例をご紹介します。草コイン投資のメリットは何と言っても、もともとほとんど無価値だったコインが突如として暴騰をし、利益を生む点です。
以下チャートは、全て2018年5月15日時点。
Dogecoin(ドージコイン)
Dogecoin(ドージコイン)は、海外の掲示板サイト「4chan」から誕生した、おふざけコインで、日本のMonacoin(モナコイン)と同じような立ち位置の仮想通貨です。
もともと1円にも満たない期間が長く続き、2017年の年末から2018年1月にかけて急激な成長を見せています。最高値は1.6円まで達し、その後も暴騰暴落を繰り帰りています。
Siacoin(シアコイン)
Siacoin(シアコイン)は、ブロックチェーン技術を活用して次世代のクラウドストレージサービスの展開を試みる仮想通貨です。
こちらも公開後は1円〜2円の間を行き来する評価額をつけていましたが、2017年の年末ごろから暴騰し、10円に迫るところまで成長を見せました。
その後は暴落を見せ、2円〜3円で成長を見せています。
Verge(ヴァージ)
Verge(ヴァージ)は、プライバシー保護に重きを置いた匿名系仮想通貨の一つです。
匿名系仮想通貨では、Zcash(ジーキャッシュ)やDash(ダッシュ)、Monero(モネロ)が有名ですが、Verge(ヴァージ)も2017年の年末の約1900倍もの暴騰が大きなニュースとなり、一気にその認知を拡大しました。
草コイン投資のメリットとデメリット
上記以外にも、多くの草コインがこのような暴騰暴落を繰り返しており、日々その状況は変わっているのが現状です。
ここでは、改めて草コイン投資のメリットとデメリットをまとめてみます。
草コイン投資のメリット
・一気に数倍〜数百倍の利益が望める可能性がある
・(高騰前であれば)価格が非常に安いので購入ハードルが低い
・(高騰前であれば)価格が安いので、少ない資金でも様々な通貨に分散投資が可能
草コイン投資のデメリット
・当然だが、価格が高騰する保証はない
・高騰したとしてもすぐに暴落する場合が多い
・あまりにもマイナーなコインの場合、流動性が低く売買ができない場合がある
・たとえ高騰したとしても、通貨そのものの運営が終了するなどのリスクが高い
・取引所が取り扱いを終了する可能性がある(特に流動性が低いコイン)
草コインの取引所の選び方
改めて、草コイン投資のメリット・デメリットを把握したら、実際に草コインを購入する際の取引所の選び方をみてみましょう。
草コインの多くはまだ知名度がなかったり、中には運営実態がない詐欺コインも多く、大きな取引所での取り扱いもしていないものも多いです。
草コインを購入する際の取引所の選び方では、以下の点に注意して選ぶと比較的安全に購入ができます。
草コインの取引所を選ぶポイント
セキュリティ面
・取引所設立からある程度の期間運営がされているかどうか
・草コインだけではなく、主要通貨の取り扱いはあるか
・セキュリティはしっかりしているか(二段階認証、コールドウォレット管理、事故の有無)
・一定の取引高があるかどうか
これらは、草コイン購入に限らず、一般的に取引所でチェックすべき項目です。
さらに、取引所の利便性やお得感なども考えてみると、
利用メリット
・手数料
・取り扱い通貨の多さ
・日本語対応
などを確認しておくと良いでしょう。
草コインの取引所おすすめ|国内編
国内でおすすめの草コインを取り扱っている取引所をご紹介します。
実際には、国内の取引所はセキュリティ面や詐欺コインの可能性も考慮して草コインの取り扱いをしていません。
しかし、海外の取引所で草コインを購入する際には、国内の取引所からBitcoin(ビットコイン)やEthereum(イーサリアム)を送金する必要があるため口座が必要です。
国内のおすすめ取引所
第1位:Zaif(ザイフ)
By: Zaif
剛力彩芽さんをCMキャラクターに起用し話題を集めた取引所です。仮想通貨の自動積立サービスや手数料マイナス0.01%などユニークなサービスを提供している点が特徴です。
頻繁なトレードよりかは、どちらかというと積立でBitcoin(ビットコイン)をストックしていき、海外取引所で草コインをトレードするのに向いている取引所です。
第2位:bitFlyer(ビットフライヤー)
国内では、老舗の仮想通貨取引所です。セキュリティがかなりしっかりしており、世界規模で見てもそのセキュリティの高さには定評があります。
また、Bitcoin(ビットコイン)によるFXなども先んじてサービス展開しており、通常トレード以外でも仮想通貨投資ができるのが魅力です。
第3位:DMM Bitcoin(DMMビットコイン)
FXトレードでお馴染みのDMMグループが運営する仮想通貨取引所です。DMM FX譲りの使いやすいトレード画面や管理画面が魅力。
スマホアプリも充実しており、外出先でも手軽に取引が可能です。
国内では珍しいアルトコインを使ったFXトレードができるのも注目すべきポイントです。
草コインの取引所おすすめ|海外編
国内取引所での草コインの取り扱いはあまり積極的ではありませんが、海外では多くの取引所で草コインを取り扱っています。
第1位:Binance(バイナンス)
世界最大級の仮想通貨取引所で、取引高世界一を誇ります。新興の取引所ですが、使いやすいトレード画面や豊富なコインの取り扱い、セキュリティの高さなどで人気になり、現在は600万人以上のユーザーを有しています。
取引手数料の低さもピカイチで、通常取引手数料は0.1%です。さらに、取引所が独自に発行するトークン「バイナンスコイン」を手数料に充当することで、手数料0.05%まで落とすことができます。
Binance(バイナンス)の登録方法についてはこちらの記事からどうぞ。
第2位:Bittrex(ビットトレックス)
2014年に設立されたアメリカの仮想通貨取引所です。特徴は何と言っても、取り扱い銘柄が豊富な点です。
現在では、200種類以上の銘柄を扱っており、日本で人気のCardano ADAコインもここで購入できます。手数料は一律0.25%となっています。
第3位:KuCoin(クーコイン)
第2のBinance(バイナンス)と噂される注目の仮想通貨取引所です。Binance(バイナンス)ユーザーの多くがKuCoin(クーコイン)にも口座を持っているとか。
KuCoin(クーコイン)のメリットは何と言っても、独自の「配当制度」です。KuCoin(クーコイン)が発行するトークン「KCS(KuCoin Shares)」を保有していると、その保有量に応じて配当がもらえる制度です。
もちろん、それだけでなく豊富な草コインを揃えている点も魅力です。
上記がおすすめの海外取引所になります。3つとも規模も大きく、取引実績が豊富な点で比較的安心して仮想通貨売買ができます。
続いて、以下は少し(セキュリティ的な面で)気になるけど、草コインの宝庫と言える取引所を紹介します。
第4位:CRYPTOPIA(クリプトピア)
2014年に設立されたニュージーランドの仮想通貨取引所です。一言で言ってしまえば、草コインの宝庫のような取引所で、その取り扱い銘柄数は500種類を超えます。
ただし、その分スキャムコイン(=詐欺コイン)も多く混じっていたりするなど、利用には注意が必要です。
最近では、草コイン投資家の間では知名度が上がってきて利用者数も伸びている印象です。掘り出し物の草コインを探している人におすすめです。
第5位:CoinExchange(コインエクスチェンジ)
「草コインの草コインによる草コインのための取引所」と噂されている取引所です。取り扱い銘柄は600種類以上と、もうなんでもありの取引所です。
まだ上場して間もないコインやホワイトペーパーすらまともにないコインまでなんでも扱っているため、本気で草コインで一発当てて見ようと考えている方には、おすすめです。
手数料も比較的低く抑えられており、トレードもしやすいです。
第6位:Liqui(リクイ)
2016年オープンのウクライナの仮想通貨取引所です。Liqui(リクイ)はICO通貨にとって登竜門の取引所と言われており、ICOを終えた通貨がまず最初に上場することが多いのがこの取引所になります。
大型のICO案件の場合は、すぐに大手の取引所への上場を果たしますが、ほとんどの通貨はなかなか上場できません。そんなまだ見ぬスタープレーヤーを多く抱えるのがLiqui(リクイ)です。
もちろん、素性のはっきりしないスキャムコインも多く、運営体制も脆弱なため、初心者にはおすすめできませんがどこよりも早く新しい草コインをゲットできるのは大きなメリットです。
草コインを購入する際の注意点
草コインを購入する際には、いくつか気をつけておきたいポイントがあります。
取引所の選択
先にもご紹介しましたが、
マイナーなコインを多く取り扱っている→マイナーな取引所→セキュリティリスク/スキャムリスクが上がる
ので、しっかりと取引所のチェックをしましょう。これは草コインに限らず仮想通貨を購入する上での基本です。
通貨の選択
草コインの中にはスキャムコインも多く存在します(むしろ、ほとんどそうだと思っているくらいの気持ちが大切です)。
そのため、草コインを購入する際には最低限、以下の点に注意すると被害リスクを抑えることができるかと思います。
・ホワイトペーパーの有無
・プロジェクトのホームページの有無
・実際の取引状況(=流動性の有無)
・コミュニティ(Twitterやfacebookページ、slack等)の有無
また、事前にTwitterやネットでその通貨の情報を集めておくことも大切です。買ってから、実は詐欺コインと噂されていたりしないようにしたいものです。
投資資金について
草コインに投資する金額は、余剰資金の余剰資金くらいを目安に投資しましょう。
仮想通貨投資は投機的(=ギャンブル的)側面が強く、草コイン投資は特にそれが顕著です。
最悪、一瞬にしてコインの価値がなくなることも十分にあり得るため、失っても問題ない金額での投資を行うことを強く勧めます。
また、一つの通貨に投資せずに、複数の通貨に少しずつ投資する(=分散投資)を意識することも大切です。
基本的な草コインの買い方
最後に、基本的な草コインの買い方をご紹介します。具体的な購入手順は以下の通りです。
1. 日本の仮想通貨取引所でBitcoin(ビットコイン)を購入する
2. Bitcoin(ビットコイン)を海外の取引所に送金する
3. 送金したBitcoin(ビットコイン)で草コインを購入する
※購入するのはBitcoin(ビットコイン)ではなく、Ethereum(イーサリアム)でも問題ありません。
※海外の取引所がEthereum(イーサリアム)も基軸通貨として採用している場合に限ります。
手順1.日本の取引所でBitcoin(ビットコイン)を購入する
上記で紹介した3つの取引所のどれかでBitcoin(ビットコイン)を購入しましょう。
ここでは、Zaif(ザイフ)の画面を使って説明します(その他の取引所も同じような流れになります)。
右上の「取引」ボタンをクリックして、取引画面を開きます。
Bitcoin(ビットコイン)の取引画面で、購入希望金額を入力、購入数量を入れて「買い注文」をクリックすれば購入が完了します。
基本は、板の中央値付近で指値注文をすれば問題ありません。
指値注文ではなく、成行注文でも購入はできますが、購入金額が上がってしまうのが嫌な人は指値注文をしましょう。
手順2.Bitcoin(ビットコイン)を海外の取引所に送金する
Bitcoin(ビットコイン)の購入が完了したら、海外の取引所の口座に送金を行います。
ここでは、Binance(バイナンス)を例にご説明します。
Binance(バイナンス)の登録方法はこちらの記事からどうぞ。
国内取引所の「入出金」ページで、送金アドレス部分に海外取引所のアドレスをコピペして入力します。
Binance(バイナンス)では、トップページ右上の「Balances」→「BitcoinのDeposit」クリックで以下の画面が表示されます。
赤枠部分に表示されているアドレスが対象のアドレスになります。
送金したBitcoin(ビットコイン)で草コインを購入する
送金が完了したら、あとは好きなコインを購入するだけです。以下は、Binance(バイナンス)の購入画面になります。
購入するときは、直近の成約金額付近で入力して、数量を入力し購入できます。
Bitcoin(ビットコイン)建で金額がわかりづらいですが、Binance(バイナンス)ではパーセント指定で購入できるのでこれを利用すると便利です(画像2枚目部分)。
まとめ
草コイン投資をこれから初めてみようと思っている方は是非、上記を参考にしてみてください。
あくまで、草コイン投資は余剰資金で無理のない範囲で楽しみながらやるスタンスがおすすめです。
おすすめのコインはこちらの記事で紹介していますのでチェックしてみてください。