UPDATE: 2018.02.02

仮想通貨のウォレットおすすめ7選。自分の仮想通貨を安全に保管しよう

仮想通貨のウォレットおすすめ7選。自分の仮想通貨を安全に保管しよう

仮想通貨の話題がメディアで多く取り上げられるようになり、仮想通貨投資を開始する人が増えています。

一方で、仮想通貨取引所の資金流出などによって、取引所に預けていた仮想通貨がなくなってしまうといった事件も。そこで自分の仮想通貨を安全に保管する方法としてウォレットの活用が注目を浴びています。

今回は、仮想通貨のウォレットについての説明とおすすめのウォレットをご紹介します。

仮想通貨ウォレットとは?


仮想通貨のウォレット(Wallet)とは、文字通り仮想通貨の「お財布(Wallet)」のことです。

ウォレットにはいくつか種類があって、その性質上、大きく「ホットウォレット(Hot Wallet)」と「コールドウォレット(Cold Wallet)」に分類されます。

ホットウォレットとコールドウォレットの違い

「ホットウォレット」とは、簡単にいうとユーザーがインターネットに接続した端末で利用しているウォレットのことです。インターネットに常に繋がっている状態という意味で「ホット(Hot)」と言っています。例としては、仮想通貨取引所のウォレットなどがあります。

一方、「コールドウォレット」とは、普段時はインターネットから切り離された端末で利用しているウォレットのことです。

インターネットから切り離されているという意味で「コールド(Cold)」と言っています。例としては、物理的な「TREZOR(トレザー)」や「Ledger Nano S(レジャー ナノ エス)」が有名です。

ホットウォレットの特徴


ホットウォレットはオンライン上での管理なので、簡単に送金などを行えるメリットがあります。スマホのアプリを使っての管理ができるものもあり、利便性が高いのが特徴です。

その反面、常にインターネットに接続した状態であるため、ハッキングリスクが非常に高く、セキュリティレベルが低いのがデメリットに挙げられます。大切な資産を管理するという点では、おすすめできないウォレットかもしれません。

コールドウォレットの特徴


コールドウォレットはオフライン上での管理なので、ホットウォレットと比較してもハッキングリスクが軽減されており、セキュリティレベルの高いウォレットです。

ホットウォレットと比較して利便性は欠けますが、大切な資産保護のためには問題にならないはずです。

コールドウォレットには「ハードウェアウォレット」と「ペーパーウォレット」と呼ばれる形が存在していて、利用用途に合わせて使い分けることが大切です。

仮想通貨ウォレットと仮想通貨取引所は何が違うの?

ところで、仮想通貨を始めたばかりの方の多くが疑問に思うのが、仮想通貨のウォレットと取引所の違いについてです。両者とも仮想通貨を管理しているという点では同じなのですが、ここでざっくりと違いをご紹介します。

仮想通貨取引所


仮想通貨を売買する場所です。イメージで言えば「お店」になります。仮想通貨を購入したい人と売りたい人がマッチングする場所で、最終的には、仮想通貨→現金、現金→仮想通貨と換金をする場所になります。

仮想通貨ウォレット


こちらは、「お財布」のイメージで、仮想通貨を送信・受信・管理するものです。注意しなければいけないのは、仮想通貨取引所にもウォレットが存在するので、仮想通貨取引所=ウォレットと思ってしまうのは間違いです。

イメージしやすい例

2018年1月26日に国内大手の仮想通貨取引所「コインチェック(coincheck)」で仮想通貨ネム(NEM)を大量流出してしまった事件がありました。この事件、わかりやすく言うと、

仮想通貨ネムを販売しているお店(コインチェック)でたくさんのお客さんがネムを購入していました。いつでもネムを取りに行けるため、お客さんはお店(コインチェック)にネムを預けておいて、自分のお財布(ウォレット)にしまわない状態でいました。そしたら、お店(コインチェック)が強盗に遭って、置いてあったネムを全部持って行ってしまった…

という内容です。この話からもわかるように取引所はあくまで仮想通貨を一時的にやりとりする場所で、ウォレットは保管をしておくためのものです。

仮想通貨ウォレットの種類は大体5種類

ウォレットは大別すると「ホットウォレット」「コールドウォレット」がありますが、それらはさらに以下のように分類されます。

ホットウォレット

ソフトウェアウォレット(デスクトップウォレット)


その名の通り、ソフトウェアを利用したウォレットです。インターネット上で仮想通貨管理用のソフトウェアをダウンロードし、パソコンのデスクトップ上で管理・保管します。

ソフトウェアウォレットはダウンロードすればすぐに利用ができるため、利便性と低価格が魅力ですが、オンラインでの管理のためハッキングリスクがあります。

Webウォレット


こちらはインターネット上で管理・保管するウォレットです。口座の解説や設定が簡単で、オンラインなのでどのコンピュータからもアクセスできるのがメリットです。

しかし、当然セキュリティ面はサイトの管理者に委ねられるため、信用できるWebウォレットを選択する必要があります。こちらもオンライン管理のため、ハッキングリスクは常につきまといます。

スマホ(モバイル)ウォレット


スマートフォン上で管理するモバイルウォレットです。出先などでもスマホから簡単に仮想通貨を管理できるのが魅力です。

また、スマホ内での管理になるのでWebウォレットよりもハッキングリスクが抑えられます。一方で、スマホが壊れたりすると利用ができなくなってしまうので注意が必要です。

コールドウォレット

ハードウェアウォレット


こちらは専用の端末で、オフライン環境で仮想通貨を管理するウォレットです。

利用時以外はオフラインなのでハッキングリスクも非常に低く安全な管理方法です。ただし、端末の多くは海外製で品薄、高額なのが難点です。

ペーパーウォレット


こちらは読んで字のごとく、紙に印刷をして完全にオフラインで管理するウォレットです。

ハッキングリスクがないので最も安全な管理方法です。しかし、ペーパーウォレット自体を紛失したり、破損したりした時に復元ができないというデメリットがあります。

仮想通貨ウォレットの選び方

仮想通貨を管理する上ではウォレットの利用は絶対ではありませんが、ある程度の金額を扱うようであればセキュリティ面からも使用することをおすすめします。

ここでは、仮想通貨ウォレットを選ぶときのポイントを表にまとめたので参考にしてみてください。

ウォレットタイプ セキュリティ 利便性 リスク
ソフトウェアウォレット × 故障、ウイルス、ハッキング
Webウォレット × ハッキング、接続エラー
モバイルウォレット 故障、ウイルス、ハッキング
ハードウォレット 故障、紛失
ペーパーウォレット × 紛失、劣化

仮想通貨ウォレットを使う際の注意点

ウォレットを扱う際の注意点をご紹介します。実際にウォレットの使用を開始する前には以下の点に注意しましょう。

1.フィッシングサイト


特に、オンラインでのウォレットサービスでは、実際のサイトを巧妙に模倣したサイトが存在する場合があります。

これらは全て詐欺サイトで、気づかずに情報を入力してしまうと、情報を全て抜き取られてしまう可能性があります。

フィッシングサイトを見分ける方法としては、サイトのドメインアドレスが少し違っていたり(nをh、lを1に置き換えたなど)、SSLサーバー対応出ない(httpsで始まるべきところ、httpで始まっている)などがあるので、よく確認してから利用しましょう。

2.ウイルス


あなたの情報を抜き取る目的で、メールやリンクにウイルスを仕掛け、それらを開封するとパソコン内のデータが全て抜き取られてしまうといった被害も想定しておきましょう。

これらを未然に防ぐには、ウイルス対策ソフトを入れておく、パソコンの状態を常に最新状態にアップデートしておく、不明なリンクやメールは開封しないなどの対策が必要です。

3.取引所の信頼性


取引所のウォレットを利用する場合は、その信頼性も重要なポイントです。

国内であれば、金融庁が認定している仮想通貨取引所かどうかが一つの判断基準になります。また、実際の利用者の意見なども参考にするべきでしょう。

万が一の際のサポート体制についても、事前に確認をしておくことが大切です。

仮想通貨ウォレットのおすすめ‖ソフトウェアウォレット

ソフトウェアウォレットは基本的に通貨ごとにソフトウェアをダウンロードして利用します。ソフトウェアウォレットがある通貨であればホームページなどからダウンロードができます。

ここでは、ビットコインの場合のおすすめウォレットを紹介します。

Electrum(エレクトラム)


ビットコインの公式のソフトウェアウォレットは「Bitcoin Core」ですが、大量の空き容量を必要とし、初回の起動にはとても時間がかかるのでおすすめできません。

Electrumは初期からあるウォレットですが多機能で、軽量なソフトウェアなので一般的にも利用されていておすすめです。

仮想通貨ウォレット‖Webウォレット

Webウォレットにも仮想通貨ごとに種類があります。ここではビットコインとイーサリアムに対応している一番ポピュラーなWebウォレットを紹介します。

Blockchain(ブロックチェーン)


日本語対応しているため、日本人のユーザーもたくさんいます。名前がブロックチェーンとややこしいですが単なるウォレットです。

Webウォレットとしては最大手なので、まずはWebウォレットを試してみたいという方にもおすすめです。

仮想通貨ウォレット‖スマホ(モバイル)ウォレット

スマホウォレットを利用する場合には、ユーザーのレビューやコメントなどを確認して、実際の使用感などを確認するのが良いでしょう。

スマホウォレットでは比較的、ビットコイン以外のコインにも対応したものもあり、多数選択肢があります。ここではビットコイン用のもの、複数通貨対応のものそれぞれでおすすめを紹介します。

Copay(コーペイ)

Copayはマルチシグ(multi-signature)と呼ばれる複数の秘密鍵を使ったセキュリティシステムを導入しており、高い安全性が売りのビットコイン用モバイルウォレットです。AndroidとiOSに対応しています。

Coinomi(コイノミ)


Coinomiは複数の通貨に対応したスマホウォレットで、対応通貨の数は70種類以上と非常に豊富です。一つのウォレットでたくさんのコインを管理したい方におすすめです。

日本語には対応していないので、少し利用にはハードルがあるかもしれません。現状、Andoroid版しかリリースされていませんが、iOS版もリリース予定です。

仮想通貨ウォレット‖ハードウェアウォレット

ハードウォレットは現在、もっとも安全性と利便性のバランスがいいウォレットです。最近では仮想通貨の人気に伴って、かなり手に入りづらくなっているので早めに注文をした方が良いでしょう。

TREZOR(トレザー)


8種類の銘柄に対応した人気のハードウェアウォレットです。日本円では約1万2千円で購入できます。

使い勝手がよく、シンプルな作りになっています。難点はリップルに対応していないので、リップルを扱いたい場合は残念ながら使用できません。

Ledger Nano S(レジャーナノエス)


TREZORと人気を二分する、USB型のハードウェアウォレットです。スタイリッシュな作りと合わせて、TREZORの弱点だったリップルにも対応しています。

対応通貨も27種と非常に豊富です。日本円では約1万円で購入できます。人気が高く、注文から約1〜2ヶ月待ちとのことです。

仮想通貨ウォレット‖ペーパーウォレット

ペーパーウォレットは下記がメジャーで有名なサイトです。

bitaddress.org(ビットアドレス)


ペーパーウォレットは以下のリンクから簡単に作成できます。リンクに飛んで、飛び先でカーソルをランダムに動かすとその軌跡を元にアドレスが作成されます。

上部にある「Paper wallet」のボタンを押すと印刷用の画面が出てくるので、それを印刷して完了です。

まとめ

仮想通貨取引が一般的になる中で、自分の資産を安全に管理する方法に注目が集まっています。取引所のハッキングリスクはどうしても0にはならないもの。自分の資産はしっかりとウォレットに移し変えて安全に管理しましょう。

セキュリティ面ではやはり、コールドウォレットを利用するのが一番の対策になるのではないでしょうか。この記事を読んで、自分にあったウォレットを選んでみてください。