UPDATE: 2019.05.20 14:10:02

Tether(テザー / USDT)とは?仮想通貨の特徴・価格・チャート・取引所

Tether(テザー / USDT)
Tether(テザー / USDT)
110.62円 0.6%
ランキング
8位
時価総額
3,141.98億円
取引量(24h)
27,721.69億円

Tether(テザー)の基本情報

公式サイト 公式サイトのページ
ホワイトペーパー ホワイトペーパーのページ
公開日 2014年06月10日
最大発行枚数 -
流通枚数 2,840,229,067 USDT
承認アルゴリズム Proof of Reserve
ハッシュアルゴリズム -
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Facebookページ Facebookのページ

Tether(テザー)とは?

Tether(テザー)は、Tether Ltd.社が運営する、価格がドルに固定されたペッグ通貨です。通貨単位はUSDTで、1 USDT=1ドルになるようになっています。

他の一般的な仮想通貨と異なり、Tether Ltd.社によって管理・運営がされており、非常に中央集権的な性質を持つ、特異な仮想通貨になります。

反面、仮想通貨市場でしばしば問題になる価格変動リスクに対して高い耐性を持っており、基本的にドルと同価値で扱えるため、仮想通貨投資家たちからは利確先として注目を浴びている仮想通貨になります。

Tether(テザー)の特徴とは?

By: Tether

ドルに価格が紐づいたペッグ通貨として機能する仮想通貨Tether(テザー)には次のような特徴があります。

特徴1.1ドル=1USDTの仕組み


Tether(テザー)最大の特徴は何と言っても、価格がドルに紐づいていることです。このように価格が基軸となる通貨(=今回の場合はドル)に紐づく通貨をペッグ通貨と言います。

Tether(テザー)では、「Proof of Reserve」と呼ばれる承認アルゴリズムを用いて新規通貨発行を行います。これはTether(テザー)独自のアルゴリズムで、1ドル=1USDTを支える仕組みです。

Tether(テザー)の新規発行は、ドルをTether Ltd.社に入金を行い、それと同量のTether(テザー)をTether Ltd.社が発行することで行われます。

その他の仮想通貨のようにマイニングやフォージングによる通貨発行は一切行われません。

入金されたドルはTether Ltd.社でプールされ管理されます。Tetherからドルへの換金を行う際には、TetherをTether Ltd.社に入金することで行います。

これによって、プールされているドルと、市場に出回っているTetherが同量に保たれ1ドル=1USDTを実現しています。

※実際には、Tetherの売買のタイミングや市場の動きによって微妙な価格のズレが生じます。

特徴2.価格変動リスクが小さい


Tether(テザー)の価格は、数%の差はあれど、ほぼドルの価値に準じています。

価格変動が激しい仮想通貨市場においては、非常に安定感のある通貨として仮想通貨投資家から重宝されています。

特に、仮想通貨全体の価格に影響を及ぼすBitcoin(ビットコイン)などの主要通貨のハードフォークやアップデート時には、利益の確定先として、一時的に手持ちの仮想通貨をTether(テザー)に換金する事で変動リスクを抑えることができます。

Tether(テザー)のデメリット


Tether(テザー)は、その仕組み上、Tether Ltd.社のカウンターパーティー リスクを潜在的に有しています。

中央集権的な運営の通貨であるため、当たり前といえば当たり前ですが、Tether Ltd.社に何か問題(不正や倒産など)があった場合、Tether(テザー)そのものの価値がなくなってしまうなどのリスクが潜んでいます。

実際、2017年の年末から2018年の頭にかけて「テザー・ショック」と呼ばれる仮想通貨市場の下落が発生しており、Tether(テザー)を疑問視する声も上がってきています。

Tether(テザー)を取り巻く問題とは?


「テザー問題」、「テザー・ショック」などと呼ばれるTether(テザー)を取り巻く問題について簡単にご紹介します。

テザー問題

Tether(テザー)の仕組みでは、市場に出回っているTether(テザー)と同量のドルがTether Ltd.社にプールされているはずです。

ところが、Tether(テザー)を取り扱っている米国の大手仮想通貨取引所のBitfinexが、Tether Ltd.社からTether(テザー)を入手する際に、ドルを Tether Ltd.社が手に入れていないのではないかという疑惑が上がっています。

詳細としては、Bitfinexは原価0でTether(テザー)を入手しており、Tether Ltd.社は2018年1月末までにどんどんテザーを発行していって23億ドル(3000億円相当)を発行していたのではないかという疑惑です。

さらに、この絵に描いた餅状態のTether(テザー)を使って、あろうことか、BitfinexはBitcoin(ビットコイン)の買い支えに利用していたのではないかと噂されています。これがテザー問題です。

さらに、この噂を真実味のあるものとしている要因の一つに、実はTether Ltd.社とBitfinexは同じ経営者という点です。

テザー・ショック

上記のテザー問題を受けて、これが事実であれば、Tether(テザー)によって買い支えられていたBitcoin(ビットコイン)(今回は23億ドル分)が無価値になってしまい、それに伴って、Bitcoin(ビットコイン)の価格が暴落すると言われています。

Tether(テザー)に関連する問題に伴う、仮想通貨市場の下落を「テザー・ショック」と呼んでいます。

Tether(テザー)の将来性


Tether(テザー)は、日本国内ではあまり知名度が内容ですが、実は仮想通貨投資家が多くいる中国ではBitcoin(ビットコイン)につぐ人気を誇っています。

中国では、資本の流出を防ぐために仮想通貨に関連する多くのレギュレーションを敷いています。Tether(テザー)を利用することで、これらのレギュレーションをかいくぐって仮想通貨投資を行うことが可能なため利用する投資家が多くいます。

多くの仮想通貨が誕生する中で、価格変動が少ない仮想通貨はますます需要が出て来ることが予想されます。

上述のTether Ltd.社を取り巻く問題を今後しっかりと解決していけば、引き続き成長が見込める仮想通貨ではないでしょうか。