UPDATE: 2019.03.25 19:10:01

Ethereum Classic(イーサリアムクラシック / ETC)とは?仮想通貨の特徴・価格・チャート・取引所

Ethereum Classic(イーサリアムクラシック / ETC)
Ethereum Classic(イーサリアムクラシック / ETC)
525.98円 1.03%
ランキング
19位
時価総額
574.48億円
取引量(24h)
194.47億円

Ethereum Classic(イーサリアムクラシック)の基本情報

公式サイト 公式サイトのページ
ホワイトペーパー ホワイトペーパーのページ
公開日 2016年07月23日
最大発行枚数 210,000,000 ETC
流通枚数 109,221,480 ETC
承認アルゴリズム Ethash
ハッシュアルゴリズム -
Twitter Twitterのページ
Facebookページ -

Ethereum Classic(イーサリアムクラシック)とは?

Ethereum Classic(イーサリアムクラシック)は2016年に公開された仮想通貨で、名前が示す通り、Ethereum(イーサリアム)のハードフォークによって誕生しました。

基本的にはEthereum(イーサリアム)が備えている機能を持っており、特にEthereum(イーサリアム)を特徴づける「スマートコントラクト」はEthereum Classic(イーサリアムクラシック)でも同様に実装しています。

ハードフォークについてはこちらの記事をご覧ください。

Ethereum Classic(イーサリアムクラシック)では、後述する「The DAO事件」と呼ばれるEthereum(イーサリアム)の不正送金事件の反省を元にEthereum (イーサリアム)が持つ拡張機能を抑えた仕様になっており、Ethereum(イーサリアム)の"コア(=核)"になる部分に焦点を当てた仮想通貨と言えます。

The DAO事件とは?

By: DAO

Ethereum Classic(イーサリアムクラシック)誕生のきっかけとなった「The DAO事件」とは、ドイツのSlock itが始めた『The DAO』というサービスの脆弱性(※イーサリアムの脆弱性ではないことに注意)をついて、何者かが当時の金額で約65億円ものEther(イーサ)を盗んだ事件のことです。

この事件をきっかけに、Ethereum(イーサリアム)の開発チームは、「ハードフォークによって不正送金が行われる前の状態に戻す」という手段を取ることでこの事件を無効化することを図りました。

結果的にはEthereum(イーサリアム)のコミュニティでは90%以上の人たちがこれを受け入れる形になりました。

一方で、この開発チームの取った手法が「中央管理的な介入」でBitcoin(ビットコイン)をはじめとしたブロックチェーン技術の"非中央集権的"という理念に反するとして、Ethereum(イーサリアム)のコミュニティの一部が反発し、ハードフォークが行われEthereum Classic(イーサリアムクラシック)が誕生しました。

Ethereum Classic(イーサリアムクラシック)の特徴とは?

Ethereum Classic(イーサリアムクラシック)の特徴は以下の通りです。

特徴1.ほとんど違いがない


Ethereum Classic(イーサリアムクラシック)のベースは基本的にEthereum(イーサリアム)と同様のものであるため、その機能面についてもほぼ同じものとなっています。

現在、Ethereum(イーサリアム)を用いた機密文書のやり取りや、企業間での契約、保険支払いなど様々な分野でEthereum(イーサリアム)のスマートコントラクトが利用されていますが、Ethereum Classic(イーサリアムクラシック)をベースにしても同様のサービスが提供可能。

通常、通貨の分裂を引き起こすハードフォークでは、元の通貨との差別化(=改良点)を持たせるのが一般的です。

しかし、Ethereum Classic(イーサリアムクラシック)に関しては、ハードフォークの原因が特殊な事情であったこともあり、元の通貨と変化がないという特徴があります。

特徴2.根強いファンがいる


Ethereum Classic(イーサリアムクラシック)を支持するコミュニティでは、そもそもの仮想通貨の非中央集権的な性格を第一に考える人たちが集まっており、「Code is law(コードこそ法である)」という信条を掲げています。

The DAO事件でEthereum(イーサリアム)の開発チームが取った手法は、「不正があれば、管理者がなかったことにする」という行動とも捉えることができ、非中央集権性に反するという考えを持っています。

また、このようなことが続けばそもそもの通貨としての信頼性を損なってしまうという意見を持って、Ethereum Classic(イーサリアムクラシック)を信じています。

特徴3.セキュリティ面


Ethereum Classic(イーサリアムクラシック)では、The DAO事件の反省を踏まえてEthereum(イーサリアム)の拡張機能を制限することで、セキュリティ面の底上げを図っています。

Ethereum(イーサリアム)の核となるスマートコントラクトなどの機能は保ちつつ、より安全な取引が可能です。

Ethereum Classic(イーサリアムクラシック)のメリット・デメリット

ここでは、投資対象としてみたときのEthereum Classic(イーサリアムクラシック)のメリットとデメリットについてご紹介します。

メリット


Ethereum(イーサリアム)との差異が小さい分、Ethereum(イーサリアム)の価格変動の影響を受けたり、逆にEthereum(イーサリアム)の価格に影響を及ぼすことがあります。

実際に、ハードフォーク直後には、Ethereum(イーサリアム)の一部のマイナーがethereum Classic(イーサリアムクラシック)に移ったために、一時的にEthereum(イーサリアム)の価格が下落したということがありました。

また、差異が小さいゆえに、Ethereum(イーサリアム)の成長に合わせてイーサリアムクラシックも成長をしていくことが予想できるのも、Ethereum Classic(イーサリアムクラシック)を投資対象としてみたときのメリットと言えるでしょう。

デメリット


メリットと表裏一体な部分はありますが、Ethereum(イーサリアム)との差が少ないということから、そもそもの通貨としての存在意義を問われた際に弱いというのがEthereum Classic(イーサリアムクラシック)のデメリット。

現状では、Ethereum(イーサリアム)のオリジナルのブロックチェーンを利用しているという点にのみその価値があると考える人も少なからずいるようです。